2021村長選挙のマニフェスト

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命と暮らしを守る~村長選の出馬表明~ 2021.8.30
「今回の選挙は絶対に勝たなければならない」
小笠原村の未来を考えたときに、込み上げる熱い感情が湧いてきました。
新型コロナの猛威から、島民の命と健康と暮らしを守る。
コロナ禍で大きく痛んだ小笠原村の経済を立て直す。
先輩の政治家達が築き上げてきた医療、福祉、教育、環境の体制を維持し、より発展させる。
そのための政策を何としてもやり抜かなければならい。
そんな強い想いを持ちました。
出馬の理由は2つあります。
1つ目は新型コロナへの強い危機感です。
私はコロナ禍の1年半、東京諸島政策連絡会に所属。
この連絡会は、新型コロナ対策の政策提言を目的に、東京諸島の若手政治家で結成。
各島から政策を出す中で、連絡会を通じて都民ファーストや小池都知事に政策提言をしてきました。
また、個人的に自民党都議やマスコミに直談判することも。
その結果、おが丸PCR検査、新型コロナ感染者の急患搬送、東京都協力金の島しょ地域への拡大、都交付金の上乗せなどを実現してきました。
一方、デルタ株の猛威により、小笠原のゼロコロナを継続することは、今後困難な状況。
村内のワクチン接種率が85%と極めて高い状況も踏まえ、経済を再生するためにも、ゼロコロナからwithコロナへの体制整備を急がねばなりません。
事業者支援、感染者支援、自宅療養から宿療養、医療体制の強化等、withコロナ政策が必要。
今後、withコロナ政策を実現する上で、有力な政治家との繋がりは必須です。
また、私はコロナ禍の1年半、生物学者の端くれとして、東京と大阪で新型コロナのシンポジウムや講演会に参加。
専門的な勉強も続けてきました。
村議時代の12年間で築いた政治のノウハウや人脈、20年間の生物学者としての経験を活かし、小笠原村の新型コロナ対策の舵取りをしなければならない。
そんな強い決意です。
2つ目の理由は、村の政治予算が減っていく強い危機感です。
村の医療、福祉、教育、産業振興・・・
ほとんどの村事業は、国と東京都からのお金に頼って実施しています。
村の自主財源はわずか3割。
7割を国と東京都に頼っています。
しかも、その7割のうち約半分は、国会議員や都議会議員との政治的な繋がりによって得てきた政治予算。
多くの村の事業に、この政治予算が使われています。
安藤光一元村長、宮川晋元議長、宮澤昭一元村長、佐々木幸美元議長、森下一男元村長・・・
名だたる政治家達はすべて民間の出身。
先輩方は内地の政治家との繋がりの中で、国、東京都、村事業の政治予算を増やし、村を発展させてきました。
私は村議として内地の政治家との繋がりを継承し、新たな関係も築いてきました。
内地の政治家との繋がりが切れてしまったら、村政はどうなるでしょうか?
国と東京都の財政当局は、村内の政治予算を切ってきます。
必ず。
費用対効果が行政の宿命。
費用対効果がない政策に光を当てるのが政治の役割。
政治の力がなければ、小さな島の予算が切られるのは至極当然のこと。
有力な政治家との人脈、信頼関係がなければ、村は国や東京都と対等に交渉できません。
その一例をご紹介します。
硫黄島の遺骨収集の予算は、毎年9億円で実施されていました。
ところが、ある年から4億円の予算に減額されそうに。
硫黄島調査特別委員長だった私は直ぐに、有力な国会議員に助けを求めました。
その議員は直ぐに官邸と相談。
2013年、安倍総理と山口党首らが硫黄島と父島に来島。
その後、安倍総理は国会の施政方針演説で硫黄島の遺骨収集に言及。
4億円に減額されるはずだった予算は14億円に増加。
硫黄島の遺骨収集は、今も14億円の予算で継続されています。
最近、村の政治予算が削減され続けています。
母島の村民会館は3階建から2階建に。
その工期は2年から3年に。
小中学校校舎の建替えの予算も削減方向に。
定住促進を掲げる小笠原法。
その都営住宅の予算も切られてしまいました。
村の介護事業に充てている防衛省からの予算も削減の見込み。
このままだと、医療や福祉といった聖域にもメスが入るのは明らか。
行政だけの力では、この難局を乗り切る事はできません。
強力な政治の力が必要です。
私は政治畑を歩んできました。
佐々木元議長や森下元村長、たくさんの村議さん達に教えを請いながら。
与野党問わず、幅広い政治ネットワークを築いてきました。
有力な政治家達の選挙を幾度となく支援・協力をして、信頼関係を築いてきました。
選挙の支援・協力なくして、真の信頼関係を築くことはできないのです。
先輩方から継承し、築き上げたネットワークや信頼関係。
これらを新型コロナ対策や経済再生をはじめ、医療、福祉、教育、環境の政策に活かさなければならない。
コロナ禍において、島民の幸せのため、命と暮らしを守る。
このような強い決意の下、小笠原村の発展に尽くす覚悟です。
前回村長選の落選後、たくさんの島民から叱咤激励を頂きました。
反省と精進の中、臥薪嘗胆の日々も送ってきました。
村民の皆様のご理解を頂けるよう今一度お願い申し上げて、村長選への出馬表明とさせて頂きます。
小笠原村の明るく幸せな未来のために、皆様と一緒に新しい風を吹かせましょう!
~私たちも推薦します~
堀越和夫(NPO法人小笠原自然文化研究所理事長) 
安井隆弥(NPO法人小笠原野生生物研究会名誉顧問)
平賀秀明(元小笠原母島漁業協同組合組合長)
愛知和男(元環境庁長官・元防衛庁長官)
保坂三蔵(元経済産業省副大臣)
山下 崇(都民ファーストの会・島嶼支部長)
木村諭史(東京諸島政策連絡会・新島村議会副議長)
鈴木佑典(東京諸島政策連絡会・神津島村議会議員)
吉本憲充(日本珊瑚商工協同組合 最高顧問)
選挙告示日:8月31日
母島投票日:9月4日
父島投票日:9月5日
開票日:9月5日

このホームページは、私の政治信条「情報の公開」を実践するために開設しました

小笠原村民のみなさんが、村の政治に楽しく参加できるよう、情報発信していきます

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